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2016年を振り返って NO,1

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2016年の印象深い出来事。親子三人同じチームで試合に出たこと。紀の国わかやま国体開催記念 第2回和歌山県剣道連盟支部対抗剣道大会が10月30日に開催されました。
この大会は和歌山県の8つの支部対抗戦です。
小学生男女、中学生男女、高校生男女、一般女子34歳以下、一般女子35歳以上、
一般男子29歳以下、一般男子30歳以上44歳以下、一般男子45歳以上の11人制。
高校生の二男、大学生の長男、そして45歳以上に私が出場させていただきました。
チーム成績は1勝2敗でリーグを上がれませんでしたが、息子二人は大活躍でした。
私は1敗2引き分けとかっこ悪い結果ではありましたが、親子一緒に戦うのはとっても楽しかったです!
この機会を下さった支部の先生方に感謝いたします。


# by mikumano-beef | 2017-01-14 12:54

元気になったら

「元気になったら連れて行ったるね。」そう母と約束したのに守れそうにない。
母は故郷の神戸へ行きたがっていた。そこにはもうすぐ94歳になる母の姉が住んでいる。
8人いた兄弟も、今では二人に。
母を神戸へ連れて行くのが無理なら、叔母を連れてくることは出来ないかと
思ったが、とても長時間移動できる状態ではないと知った。

今できることはなんだろう?

私が高校一年の時、父は亡くなった。とても寒い朝だった。
口論になって、父は倒れた。「お父ちゃんばかり悪者にして」 父の最後の言葉だった。
とても悔やんだ。
就職したとき、結婚したとき、子供が生まれたとき、
今生きていてくれたらなぁ~そう何度も思った。今もそう思う。

父を亡くしたとき、もっと親孝行しておけば良かったと後悔した。
父に出来ない分、母に親孝行しようと思い、自分なりに出来るとことはしてきたつもりだったが
母との約束を果たせていない。
そんなことを考えていると、いてもたってもいられなくなり翌日神戸に向かった。
叔母のビデオレターを撮りに。
叔母はとっても喜んでくれた。
アイパッドで撮った母の動画を見せると、叔母は母の名を呼んで涙を流していた。
そして昔話を聞かせてくれた。

翌日、母にビデオを見せに行った。
『会いたい! 私が元気になって会いに行くから。抱きしめたい』
叔母からのメッセージを聞くと、母はまるで子供のように泣いた。
私も込み上げてくる涙を抑えるのが大変だった。
玄関を出ると目の前に広がる海は悲しいくらい静かだった。
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しばらく眺めながら母のことを考えていると、懐かしい味噌汁の匂いがした。
一人暮らしを始めたころから、冬の夕暮れになると、この匂いを何度も感じたことがある。
母の作った味噌汁。もう一度飲んでみたい。

# by mikumano-beef | 2016-11-09 12:52

テレビ撮影

10月16日に開催される「東紀州棒対決グランプリ」をCBCテレビさんの「イッポウ」と言う番組が
紹介してくれることになり、取材がありました。
棒対決とは、串などの棒状の食べ物が集結して、熊野市、尾鷲市、紀北町の3市町が対決します!!
熊野市の山崎運動公園で10月16日(日)10時から14時まで開催。
当店はげたカルビの牛串で参戦します!
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# by mikumano-beef | 2016-10-04 10:56

お盆前の忙しい時期が過ぎて

お盆前になると、子供の帰省や、親戚が遊びに来たりと、熊野も人口が増え
当店も普段より忙しくなります。
我が家の子供たちも夏休みに入り、大学三回生の長男は一週間ほど帰ってきました。
地元の高校へ通っている二男と二人で、店の手伝いをしてくれました。
子供のころから時々手伝ってくれていたので、要領が分かっているのでとても助かります。
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この時期は、開店前からお客様が並んでくれています。とてもありがたいことです。
並んでくださったお客様に、お目当てのお肉をご購入頂けるように、早朝より準備に入っておりますが
自社牧場で肥育した美熊野牛のみの販売ですので、数に限りがあり、すぐに売り切れになる部位もあります。
たいへん申し訳なく思います。
もっと牛を増やせるよう努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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暑い中、ご来店いただきありがとうございました。

# by mikumano-beef | 2016-08-22 17:22

中学校で講演会

先日、市内の中学校から依頼があり、職場体験学習講演会に行って来ました。
今年で三度目になります。わたしのような経験談が役に立つのかな?と、毎年ちと心配ですが今年も行ってきました。
講和の目的は、地元地域で働く方から、社会人としての基本的なマナーやモラル、ルール等について
その現実を聞くとにより、働くことの意義や責任、やりがい、喜び、厳しさを知る。
また、職場体験をひかえ、事前の学習としてどのような心構えが必要かなのかを考える土台とする。
学校から頂いた文書にはそう書いてあります。

昨年同様、商工会議所職員の友人にパワーポイントを作成してもらい、一緒に中学校へ行ってもらいました。
中学2年生73名と、学年担当の先生方を前に約1時間、わたしの生い立ちや、仕事のことなどを話しました。

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生徒たちはとても行儀よく、居眠りする子もいませんでした。熱心にメモを取っている生徒もいました。

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後日、生徒たちが書いてくれた感想文を、先生が届けてくれました。
講和の中で一番印象に残っているのは、東京での生活で冷蔵庫に生卵が2個しか入っていなかった
貧乏生活のこと。そう書いていた生徒が一番多かったです。
あとは、東日本大震災の後に炊き出しに行ったのが凄い!というのも多かったです。
今年で三冊目となった感想文。また一つ宝物が増えました。

# by mikumano-beef | 2016-05-24 14:48