先日、姫路市の兵庫県立武道館で近畿ブロックスポーツ少年団剣道交流大会が開催されました。
この大会には、各県で予選をして上位5名が出場権を獲得。
近畿二府四県の代表選手30名がトーナメント方式で試合をしました。
息子(中学三年)は和歌山代表で出場し、わたしが監督です。
とっても立派な武道館で、床の板も素晴らしいものでした。
試合前にサブ道場で、和歌山県予選の決勝で対戦した選手とアップをしました。
前列中央で構えているのが息子。
30分程練習し、体をほぐしました。
練習会場は小学生と中学生でかなりの人数がアップをしていて
熱気に包まれていました。
開会式が終わりいよいよ一回戦。
自分の番を待っている息子に
「こんな立派な武道館で、各県の代表選手と試合が出来ることを楽しむようにね」と話しました。
なるべく笑顔で話すように心がけています。
しかし、わたしも少し緊張しました(笑
一回戦の相手は奈良県代表の選手です。
一回戦でどれだけ自分の剣道を出来るか、力を抜いて集中して・・・
思い切りの良い面が決まり勝ちました。
これで調子が出てくるだろうと思いました。
二回戦は滋賀県代表選手と対戦。
やり難そうにしていたが、冷静に試合を進め
延長で面を決めて勝利しました。
この試合後に少しアドバイスをして三回戦に臨みました。
三回戦は大阪代表の選手です。
この試合も延長戦に入りました。
この日は、慌てることなく落ち着いて相手が良く見えているように感じました。
小手を決めて準決勝進出です!
ベスト4入り。
あと一つ勝てば決勝進出です。
準決勝の相手は滋賀代表の選手。
この選手はひとつ前の試合を一本先取されながらも、二本取り返して逆転勝ちしました。
なかなか多彩な技を持った選手です。
「大丈夫!自信を持って思い切ってやって来い」そう言うと
息子はうなずいてコートへ向かいました。
面と小手の二本勝ち。
あと一つ。
決勝まで来た!
よく頑張ったと思いました。
決勝戦は京都府代表の選手で
全国中学剣道大会で三位の成績を残している強敵。
このような全国区の選手と決勝の舞台で対戦できることを
喜びと感じ、楽しみながら試合をしてほしいと思いました。
決勝戦は開始しばらくして小手を取られました。
開始線に戻りながら、息子はわたしのほうを見ました。
「大丈夫、行け行け」と言いました。
その後、果敢に攻めましたが取り返すことが出来ず
試合終了のブザーが鳴りました。
負けましたが、すがすがしい顔をしていました。
準優勝!
立派です。
二人の息子は、わたしの学生時代の戦績をはるかに超えています。
3月末に、金沢市で開催される第36回全国スポーツ少年団剣道交流大会に出場するので
稽古と受験勉強、両方頑張ってもらいます(笑
# by mikumano-beef | 2014-02-28 15:54