蓄霊祭。

今年の春も、称名寺のご住職にお願いして、畜霊祭を行いました。この畜霊祭は、弊社牧場にて一年に一度ご住職にお経を頂き、私達の命の糧となってくれている家畜へ感謝し、その霊を慰めるために行っています。

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終わりに、ご住職から『これからも地域の人たちの満腹を満たし、美熊野牛のブランドを守り、さらに発展するよう皆で力を合わせ、健康に注意して頑張ってください。』とお言葉を頂きました。

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雨の予報でしたが、とっても気持ちの良い天気に恵まれました。

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# by mikumano-beef | 2017-05-09 14:51

春を待たずに

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老人養護施設から長女に電話があり、母の呼吸がおかしいので来てほしいと。
長女からの電話を切り、急いで着替えた。
再び長女からの電話が鳴る。『お母ちゃんが危篤なんやて!!』
急いで、長女を迎えに行って施設へ向かう。
なんにも予定の入っていない日曜日だったので、久しぶりに釣りに行こうかと前日から思っていたのだが
なんとなく、家にいたほうが良いような気がしたから、行くのをやめた。
無言の車内。わたしは亡き父に「まだ連れて行かんといて!」そう心の中で訴えていた。
母がいる部屋に行くと、母は眠っていた。
あーまだ生きててくれた。大丈夫だったんだ。そう思った。
担当の看護師さんが、『ごめんなさい。5分前に息をお引き取りになりました。』と。
そんなばかな。これは眠っているときと同じ顔やで!
「お母ちゃん!」「お母ちゃん、来たで!!」「起きて!」
しかし返事がない。

春になったら、母の姉が神戸から会いに来るはずだったのに。とっても会いたがっていたのに。
9日に会いに行ったときは、「もうすぐ神戸のおばちゃんが会いに来てくれるから元気でおるんやで。」そう
話しかけたら、うなずいた気がした。

3月12日午前9時40分。母は春を待たずに逝ってしまった。
二人を会わせてあげられなった。とっても残念に思う。

お通夜の日、神戸から叔母が娘夫婦に付き添ってもらって、母に別れを言いに来てくれた。
母に話しかける叔母の言葉に、涙が止まらなかった。

たくさんの思い出が、次から次へ蘇ってきて、覚えていたはずの喪主の挨拶は飛んで行ってしまった。

「みんな、今日はありがとう!」 この言葉であいさつを始めた。
母がそう言って欲しいと、わたしの耳元でささやいていた気がしたから。

「お母ちゃん、ありがとう。」わたしは心でそうつぶやき、母にお別れをした。




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# by mikumano-beef | 2017-03-17 15:56

2016年を振り返って NO,2

青少年健全育成功労という賞を頂きました。とくに何をやったとかではないのですが(汗
少年警察協助員として、定期的に駅前やスーパーで薬物乱用防止啓発や、高校テスト期間中の
カラオケボックス見回り、深夜はいかいのパトロールなどなど。
毎年、会長を代わってほしいと要望を出していますが、却下されています。
賞を頂いたので、もうしばらく頑張ることといたします。
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# by mikumano-beef | 2017-01-14 13:14

2016年を振り返って NO,1

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2016年の印象深い出来事。親子三人同じチームで試合に出たこと。紀の国わかやま国体開催記念 第2回和歌山県剣道連盟支部対抗剣道大会が10月30日に開催されました。
この大会は和歌山県の8つの支部対抗戦です。
小学生男女、中学生男女、高校生男女、一般女子34歳以下、一般女子35歳以上、
一般男子29歳以下、一般男子30歳以上44歳以下、一般男子45歳以上の11人制。
高校生の二男、大学生の長男、そして45歳以上に私が出場させていただきました。
チーム成績は1勝2敗でリーグを上がれませんでしたが、息子二人は大活躍でした。
私は1敗2引き分けとかっこ悪い結果ではありましたが、親子一緒に戦うのはとっても楽しかったです!
この機会を下さった支部の先生方に感謝いたします。


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# by mikumano-beef | 2017-01-14 12:54

元気になったら

「元気になったら連れて行ったるね。」そう母と約束したのに守れそうにない。
母は故郷の神戸へ行きたがっていた。そこにはもうすぐ94歳になる母の姉が住んでいる。
8人いた兄弟も、今では二人に。
母を神戸へ連れて行くのが無理なら、叔母を連れてくることは出来ないかと
思ったが、とても長時間移動できる状態ではないと知った。

今できることはなんだろう?

私が高校一年の時、父は亡くなった。とても寒い朝だった。
口論になって、父は倒れた。「お父ちゃんばかり悪者にして」 父の最後の言葉だった。
とても悔やんだ。
就職したとき、結婚したとき、子供が生まれたとき、
今生きていてくれたらなぁ~そう何度も思った。今もそう思う。

父を亡くしたとき、もっと親孝行しておけば良かったと後悔した。
父に出来ない分、母に親孝行しようと思い、自分なりに出来るとことはしてきたつもりだったが
母との約束を果たせていない。
そんなことを考えていると、いてもたってもいられなくなり翌日神戸に向かった。
叔母のビデオレターを撮りに。
叔母はとっても喜んでくれた。
アイパッドで撮った母の動画を見せると、叔母は母の名を呼んで涙を流していた。
そして昔話を聞かせてくれた。

翌日、母にビデオを見せに行った。
『会いたい! 私が元気になって会いに行くから。抱きしめたい』
叔母からのメッセージを聞くと、母はまるで子供のように泣いた。
私も込み上げてくる涙を抑えるのが大変だった。
玄関を出ると目の前に広がる海は悲しいくらい静かだった。
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しばらく眺めながら母のことを考えていると、懐かしい味噌汁の匂いがした。
一人暮らしを始めたころから、冬の夕暮れになると、この匂いを何度も感じたことがある。
母の作った味噌汁。もう一度飲んでみたい。
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# by mikumano-beef | 2016-11-09 12:52